代表取締役CEO
柴山 和久(Kazuhisa Shibayama)
日英の財務省で合計9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画する。その後、マッキンゼーでは、ウォール街に本拠を置く機関投資家を1年半サポートし、10兆円規模のリスク管理と資産運用に携わる。次世代の金融インフラを構築したいという想いから、2015年4月にウェルスナビを創業。東京大学法学部、ハーバード・ロースクール、INSEAD卒業。ニューヨーク州弁護士。
取締役CFO
廣瀬 学(Gaku Hirose)
ドイツ証券株式会社に入社後、資金調達やM&Aアドバイザリー業務に従事。2014年にソーシャルアプリの開発・運営事業を展開する株式会社トライフォートに入社し、取締役CFO兼コーポレート本部長を務める。その後、クレディ・スイス証券株式会社を経て、2019年1月にウェルスナビに参画。早稲田大学大学院商学研究科修了。
取締役COO
太田 卓也(Takuya Ota)
P&G、日本マクドナルドを経て、ジョンソン・エンド・ジョンソンのマーケティング本部長(コンシューマーカンパニー)、ベネッセコーポレーションの営業基盤本部長、中学・高校生事業本部長を担当した後、2022年1月にウェルスナビに参画。顧客志向の総合アドバイザリーサービスの普及を目指す。慶應義塾大学卒業、一橋大学大学院経営修士、早稲田大学大学院学術博士。
執行役員 リサーチ&クオンツ
牛山 史朗(Fumiaki Ushiyama)
最先端の金融工学の恩恵を誰でも享受できるようにしたいという想いから、2015年12月にウェルスナビに参画。WealthNaviの提供するウェルス・マネジメントの核(コア)となる、中立的で客観的な金融アルゴリズムの開発をリードしている。ウェルスナビ参画以前には、三菱UFJ信託銀行で個人向けの資産運用アドバイスなどを担当した後、野村證券にてグローバルな投資戦略の開発などを行う。京都大学大学院情報学研究科で金融工学を専攻。
社外取締役
東後 澄人(Sumito Togo)
2005年にマッキンゼーに入社後、IT・製造業界を中心に国内外の顧客の幅広い経営課題に取り組む。2010年からは Google にて日本の中小企業向けマーケティング、及びGoogleマップの事業開発に従事。2013年にフリー株式会社に参画し、取締役COO、取締役CFOを経て、2024年9月まで取締役CPOを務める。東京大学大学院工学系研究科修了。同大学院では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)において次世代ロケット推進薬の研究を行う。
社外取締役
尾河 眞樹(Maki Ogawa)
ファースト・シカゴ銀行、モルガン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)などの為替ディーラーを経て、ソニー財務部にて為替リスクヘッジと市場調査に従事。その後シティバンク銀行(現SMBC信託銀行)で個人金融部門の投資調査企画部長として、金融市場の調査・分析、および個人投資家向け情報提供を担当。2016年にソニーフィナンシャルホールディングス株式会社(現ソニーフィナンシャルグループ株式会社)で執行役員 兼 チーフアナリストに就任。2017年から2021年6月までソニー銀行株式会社の取締役、2021年6月から2024年6月までソニー・ライフケア株式会社の取締役の兼任を経て、2024年6月よりソニー銀行株式会社の取締役を兼任。
社外取締役
伊藤 英十(Hideto Ito)
1993年に東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行後、リテール拠点部、 人事部人事グループ等の次長を務め、2016年より三菱UFJモルガン・スタンレー証券 グループ協働推進部長に就任。2019年より執行役員として、業務企画部長を経て、2023年からは三菱UFJフィナンシャル・グループ、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券3社の常務執行役員に就任。また、auカブコム証券社外取締役を兼任。東京理科大学工学部卒業。同大学では、電気工学を専攻。2012年、米国ケロッグ経営大学院にてExecutive Development Program修了。
社外取締役(監査等委員)
榎本 明(Akira Enomoto)
京都大学経済学部卒業。東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行後、ロンドン支店勤務等を経て、ALM部長、資金証券部長を務める。2002年より執行役員として、市場営業部長、国際・市場部門 副カンパニー長を歴任。2006年に常勤監査役。その後2010年にグループ会社に移り、2011年から代表取締役社長を務めた。
社外取締役(監査等委員)
松野 絵里子(Eriko Matsuno)
大学生のときに英国留学を経験し、東京大学法学部を卒業後、米系投資銀行であったモルガン・スタンレー・ジャパン・リミテッド(証券)に入社。その後、司法試験に合格し2000年に弁護士登録。弁護士としては、長島・大野・常松法律事務所において金融機関のコンプライアンス、一般企業のIPOやファンド組成関連業務を中心とした法務に12年程関わり弁護士としての研鑽を積んだ後、独立して弁護士事務所を千代田区に開業。独立後は、英語力や国際業務の経験をいかし企業のコンプライアンス指導、紛争処理案件とともに、個人的に興味を有してきた家事(相続・離婚・親権紛争、ハーグ条約案件等)分野でも国際案件を含めて活躍中。 証券・金融商品あっせん相談センター(FINMAC)においてはバランス感覚と金融知識を活かしてADRの斡旋委員を努め、金融機関と顧客との紛争の和解的解決において活躍。弁護士としてのプロボノ活動としては法教育センター運営委員会において法教育の普及に尽力し、小中学校、高等学校における法教育授業の実施、模擬裁判の実施等に参加。
社外取締役(監査等委員)
藤本 幸彦(Sachihiko Fujimoto)
京都大学法学部卒業、公認会計士・税理士・国際経営学修士(MIM)。東海銀行(現三菱UFJ銀行)国際本部、ロンドン支店等での勤務を経て、中央新光監査法人にて監査業務に従事。中央クーパース・アンド・ライブランド税務事務所を経て、税理士法人プライスウォーターハウスクーパース(現PwC税理士法人)においては、銀行・証券会社・資産運用会社等の金融業や金融商品・金融取引の会計・税務コンサルティングなどに従事し、パートナー、金融部部長、理事を歴任。現在、隼あすか法律事務所顧問、ヘルスケア&メディカル投資法人監督役員などを務める。『基礎解説 証券化の税務』(中央経済社・共著)、『投資ストラクチャーの税務』(税務経理協会・共著)など著書多数。
アカデミック・アドバイザー/慶應義塾大学教授
枇々木 規雄(Norio Hibiki)
慶應義塾大学大学院 理工学研究科 管理工学専攻博士課程修了、博士(工学)。専門は金融工学で、具体的な研究テーマは「資産配分決定やポートフォリオ選択などの資産運用技術」「金融機関の資産と負債に関するリスクの総合的な管理技法」「家計のフィナンシャル・プランニング」「株式のティックデータ分析と最適執行戦略モデルの構築」など。実務家との共同研究も多く、金融工学の理論だけでなく実務的な課題にも深い知見を有している。
顧問
加藤 治彦(Haruhiko Kato)
東京大学法学部卒業。1975年大蔵省入省。2007年から2009年まで財務省主税局長、2009年から2010年まで国税庁長官を歴任。その後、2011年から2015年まで株式会社証券保管振替機構の代表取締役社長、2015年から2019年まで同社取締役兼代表執行役社長を務めた。さらに、2013年から2018年までトヨタ自動車株式会社の社外取締役、2019年から2023年まで同社の常勤監査役を務めた。さらにベンチャーキャピタルの顧問やスタートアップの社外取締役などを歴任しており、税制やコーポレートガバナンスに加えて、スタートアップの経営に関する豊富な知見と経験を有している。